マヌカハニー

マヌカ・ハニー・ロゼンジ

プロポリスは人により、深刻なアレルギーを引き起こすことがあります。ハチアレルギーの方は使用を控える必要があります。

マヌカとは?

マヌカ Manuka というのは ニュージーランドとオーストラリア南東部原産の梅の花に似た花をつける多年生の植物です。 白や桃色の花が美しく咲きます。 桃色の花のマヌカはガーデニングにもよく用いられます。

この植物はニュージーランドでは、マオリ語でマヌカ（Manuka）と呼ばれています。
フトモモ Myrtales目 フトモモ Myrtaceae科 ネズモドキ Leptospermum属の植物で、針葉樹のネズに似ているとことからネズモドキの別名もあります。

ギョリュウ((魚柳)に似て葉が小さく、花がウメに似ることから ギョリュウバイ(魚柳梅)という名でも呼ばれています。

葉はお茶や煎じ薬として利用されてきたことからニュージーランド・ティーツリー（New Zealand Teatree) とも呼ばれています。

マヌカハニーは、この樹の花の蜜を蜜バチが集めたものです。
ビーポレンは花粉を蜜バチが集めたものです。
強力な殺菌力を持っているため、様々な用途に用いられています。

ＵＭＦグレードとは?

UMFとは Unique Manuka Factor ユニーク・マヌカ・ファクターのことで、商品化されるマヌカハニー製品に与えられるグレードです。

ユニーク・マヌカ・ファクター・ハニー・アソシエーション(UMF蜂蜜協会)という独立行政法人によって認定されています。 https://www.umf.org.nz/grading-system

何千年もの間、蜂蜜はその特別な特性で知られてきました。 特に、ある特定の植物からの蜂蜜は、他の植物からのものより、大きな属性範囲を持っています。 ニュージーランド・マヌカ潅木(Leptospermum Scoparium)のいくつかの品種から集められる蜂蜜は、そのような大きな属性を持つものの一つです。

マヌカ製品の品質を評価するために多くの分析方法および技術が開発されました。 この特殊な製品の品質を一般の購入者や消費者にとってもわかりやすくするよう、格付けがされるようになりました。 それがUMFグレード制度です。 UMFグレードの格付けはマヌカハニーを構築する属性および数値のの基準で、純度と品質を保証します。

UMFグレード付けの制度は、マヌカハニー製品に含まれる殺菌力等の天然マーカを測定し、純度と品質を保証するものです。

これは、ニュージーランド一次産業省によって公表された製品ラベル付の最新の中間ガイドラインに準拠しています。

UMFのラベルを付すということは、その蜂蜜製品に次の 2つの重要な意味を表示することになります。
製品: マヌカであるという表示
数値: 純度と品質

グレード認定を受けるには、化学マーカーであるDHA(dihydroxyacetone ジヒドロキシアセトン)、MGO(Methylglyoxalメチルグリオキサール)およびLeptosperin (レプトスペリン)を規定量含んでいなければなりません。

下表は UMFグレードにおける 1キログラムあたりの Methylglyoxal メチルグリオキサールの分量です。

製品ラベルに表示される UMF 5+ はUMFグレード5以上、UMF 10+ はUMFグレード10以上というように + (プラス)記号は、それ以上を含有していることを表しています。

このUMFというのは消毒液として使われているフェノール溶液の濃度と比較して、数値化したものです。なのでフェノール溶液15%と同じ効果のものがUMF15+です。

また、違う表示方法では、ドイツの研究機関が定めた規格で MGOというグレードがありますが、それは単純に1kgあたりに含まれるメチルグリオキサール分量をミリグラムで表しています。 上の表では、 UMF 5は MGO 83、UMF 10は MGO 263、・・・・・ UMF 28は MGF 1449 となります。